長い介護生活で感じたこと2
平成21年7月
 前の記事の続きになります。

 もともと、「まりこの車椅子」を立ち上げたのは、多くの人のお陰で在宅介護が成り立ち、それなりの環境を作れば在宅介護はそんなに大変じゃないですよ、ということをこれから在宅介護に入る人に訴えるために作ったものでした。
 本当に、親身になって我が家を支えてくれた人が何人か居て家族以上の付き合いをした人も居ました。 そんな人に止むを得ずだが、結果的に突然後ろを向かれてしまう辛さを何度か味わった経験が、これを書かせてしまいました。
 本来の目的と反する内容を掲載するのは、ちょっと考えてしまいましたが、この業界に携わる人に、利用者の気持ちを伝えたくて、あえて掲載しました。 かなり厳しい内容だったようで、両方面(利用者とサービス提供者)からそれなりの反響があったので、良かった部分はありますが、傷つけてしまった部分もあります。
 3年前に、その気持ちが高じて、各方面に攻撃的になり(間違った裏切られ感による)、結局自分にストレスをため精神的に辛い時期がありました。ま、それも経験で記事のように割り切っていくしかないと思ったのです。

 しかし、今でも、親身になって関わってくれる人は当然居ますし、後ろを向いた人も実際は本位ではないのはわかっています。その方たちには本当に感謝していることは、あえて申し上げたいと思います。

 満理子と二人で将来の夢に向かって進むのが、今、生きることのエネルギーです。

さだぼん

inserted by FC2 system