オリジナルウェア



 まりこは尿意、便意を伝えられないので、オ●ツを使用しています。そのために定期的にオ●ツ交換作業が必要です。その際、必ず衣服(下半身)の脱着作業があります。少しでもその作業の簡便性を考え、尚且つお洒落なものを考えました。 巻きスカートが便利なのですが最近あまり売っていません。基本はこの生活に入ったときに考案したものですが、より便利に、よりお洒落にを追求したものを紹介します。

1.家にいるとき
基本的にパジャマ等の夜着は着ません。なんだか病人のようですから。ここでご紹介するのは友人のYさん考案のものです。とても簡単で便利なのでぜひお試しください。 
 市販のブランケットにお尻部分に紐をつけただけです。それに可愛いアップリケを縫いつけ可愛く仕上げてもらいました。ワンタッチでオープン・クローズできて、暖かいので下半身を冷やすこともありません。
下半身を包み込む 2箇所の紐で結ぶだけ 元は140cm×100cmのブランケット


2.外出時
トイレの問題が外出する際の大きな障害になります。オ●ツ交換を容易にするにはベッドが必要です。大都市の公共施設には大体ベッドを備えた多目的トイレが設備されていますが、通常あまり期待できません。事前に行き先の情報収集がとても大切です。 多目的トイレがない場合は、最寄の介護施設に押しかけ、事情を説明して図々しくベッドを使わせていただくことをお願いします。 ほとんどは断られたことはありません。どうしても、それが難しいときは車椅子用のトイレで車椅子に座ったまま交換します。そのために、このスカートとズボンを考案しました。スカートは以前紹介したものと構造は同じです。ズボンは市販のサイドフルジップオープンのものと市販のズボンを改造したものです。
これらの作業は1人で行うことを前提にしています。

スカートの特徴は
●生地はデニムを使用(スカートを持って体を持ち上げることを想定して丈夫なもの)
●スカート前部をジッパーでフルオープンするようにし、且つ、ジッパーを逆に取り付け下から開けられるようにした。(下から開けられることで、足を広げる際に、全部開ける必要がない)
●パッドを抜くときにお尻を持ち上げるためのベルトを設置。両手が使えるようにベルト先端にバックルをつけ、そこに鞄の肩掛けベルトを接続して、肩掛けベルトを肩にかけてお尻を持ち上げる。(結構、腰に負担がかかるので、持ち上げるときは片手で支える等して、腰を痛めないように気をつける)
 ベルトの位置はお尻全体が持ち上がり、且つパッドが抑えられない位置(お尻を浮かせても抜けなくなる)に決める。だいたい尾てい骨辺りがベスト。
ジッパーは下から開ける 両側のバックルに肩掛けベルトを引っ掛ける ベルトの位置は尾てい骨辺りがベスト
前部がフルオープンになる 丈夫なベルトを縫い付けてある。両端にバックル
市販の伸びるジーンズのサイドを切り、ジッパーでひざから上を開けられるようにした。 市販のサイドジップオーバーズボン。
いまは、あまり売っていない。


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