車両移動

使用車両

遠距離移動する場合、車椅子に乗ったまま自動車に乗せて移動します。
その際、自動車に乗せるとき、乗せた車椅子を固定する時の使用する器具を紹介します。

まず、所有車は三菱のデリカ・スペースギア・ハイルーフロングです。
このクルマはシートレイアウトの自由度があり、荷室の使い勝手が非常に良く、サスペンションストロークが長く乗り心地が快適です。 但し、4WDのため車高が高いのが難点です。

 

昇降装置

車椅子を自動車に乗せるにはリフトなどの専用の改造ががベストだと思いますが、費用がかさみます。(100万〜200万)
そこで、バイクを乗せるためのスロープ(ラダーレール)を2本使って
乗せています。
スロープはバイクショップなどでいろんな種類があり、ラダーレールの名称で1万〜2万円程度で売っています。
介護用品となると5万円くらいします。
4輪駆動車のため
車高が高く、傾斜が急なのですが、車椅子に電動ユニットを取り付けたために押し上げるのは容易です。
電動ユニットを取り付ける前は、少し傾斜のあるところに駐車して、クルマの前部を傾斜の低い方に向けるとスロープの角度が緩やかになって少しは楽できました。

スロープの幅を乗せる都度合わせるのは大変なので鎖などで幅を固定します。

車椅子の固定

車椅子の固定もバイク用品を利用しています。
タイダウンベルトはワンタッチでバイクを固定するもので、丈夫で便利です。
タイダウンベルトはバイクショップなどで3千円前後で売っています。 日曜大工センターでも同様のものを売っています。
また、車椅子が前後に動かないように車輪止めをかましています。ブレーキだけでは
動いてしまいます。

写真は後部の固定の様子ですが前部も同様に固定します。
ベルトの車体側のひっかけ部は標準装備のシートベルトの輪を利用しています。
タイダウンベルトには補助ベルトが付属しているものもあるので、それを利用すると引っかける場所はいろいろ考えられます。

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