スカイライン・ミュージアム

平成15年1月29日

茨城県水海道市にある、プリンス&スカイラインミュージアム「レッドパーク」へ行ってきました。
かねてより、友人のそめさんと一緒に行こうと約束していたのです。
そめさんは、体に障害があって電動車椅子を使っています。 
私の場合満理子は中途障害なので障害者世界のことはあまり詳しくなく、またこれから私がNPOで活動する上で障害者社会のこともあまり知らないので、障害のベテランである「そめさん」にいろいろ教えてもらっています。 言わば、私の仕事の師匠です。

そのそめさんは、自動車・バイクきちがいで非常に造詣が深く、特にビンテージ物に関しては評論化並みです。
毎年、日本中の旧車が集まる北海道ミーティングのメンバーでもあります。

さて、当日は絶好のドライブ日和で、満理子を「あけぼの」に送り届け、そこでそめさんと合流して、私の車で10時過ぎに出発しました。
プリンス&スカイラインミュージアム「レッドパーク」のある水海道は、我が家のある取手からはクルマで3,40分のところです。
11時前に現地に到着、玄関前には試乗用のハコスカ2000GTが置いてありました。 
早速入場手続きをし、館内に入りました。 入場料は1200円。障害者は1000円でした。 年間フリーパス券は10,000円です。
マニアはきっとフリーパスで、しょっちゅう眺めに来ているのでしょう。 写真撮影も手続きをすれば、撮影許可の腕章を渡され自由に写真も撮れます。

今日は平日なので、貸しきり状態でした。 展示フロアに足を踏み入れると、クルマがズラーっと50台くらい並んでいました。 
いきなり、プリンスの1号車が。 そして、スカイラインスポーツ! 現在レースで使われているレーシングカーや、スカイラインGTBの1型から3型まで並んでいます。 感激して見ていると、つなぎを着たスタッフの方が近づいてきて説明付でいっしょに回ってくれることになりました。 そめさんはかなり詳しいのでスタッフの方とかなりマニアックな会話をしています。
あまりお客さんが居ないので、GTBのエンジンもかけてくれました。 ムービーを撮りましたので、ウェーバーサウンドをお聴きください。

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(写真をクリックすると大きな写真が見られます)

幻の名車MID4も展示されていました。日本には2台しか残っていないそうです。
2階には、プリンス資料館もあり、今は無き村山工場の歴史や、設計者の櫻井 眞一郎氏直筆のR380の設計図などが展示されていました。
また、古いバイクも数台ではありましたが、展示されていました。 陸王やコレダ、ライラック、アリエルなどなど・・

たっぷり2時間ほどかけて見学しました。 そめさんは、涙が出そうなほど感激してました。 年間パスポートを買おうかというほどの勢いです。 暖かくなったらまた来てみようと約束をし、後ろ髪を引かれながらミュージアムを後にしました。

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