カヌー初体験

平成14年7月28日

今日は、NPOタンポポの会とO/TのN先生が主催する、カヌー体験教室の日です。
満理子に参加をするか聞いてみたところ、行きたいとのことなので、参加することにしました。
あまり長い間外に居ることがない満理子は、ここんところの酷暑で、行ってもあまり長居は出来ないと思っていたのですが、
いざ当日になったら、やや曇りでとても涼しく、最高のアウトドア日和になっていました。

もう一度、行くかどうかを確認したら、今度は乗ってみたいなどと言いました。 もともとカナヅチの満理子は水恐怖症だったのですが、病気のせいで、恐いものがなくなったようです。

早めの昼食を終え、12時半頃に現地に到着しました。 他の方たちは、朝から楽しんでいて、待ってるから早く来いと電話までありました。
ウチは初めての参加なので、ほとんどの方と初対面でしたが、快く出迎えてくれ、早速、デザートをご馳走になりました。

さて、午後のお楽しみが始まります。 何人かは早速漕ぎ始めています。
もう一度、満理子に尋ねました。「ホンマに乗るんか?」「あたりまえじゃん。こんな経験めったに出来ないもん」
ということで、ホントに乗ることになりました。
私は、経験がないからサポートできないので、慣れた方に満理子を託しました。
まず、ライフジャケットを付け、何隻かある内の一番安定しているインディアンカヌーに、よいしょっと満理子を乗せました。
自分で座位を保持できないので、後ろからしっかり支えてもらい、いよいよ、沖に出て行きました。

ちょっと、首は曲がっているけど、しっかり景色を見て、うれしそうです。
10分ほど、ぐるっと一回りして、帰ってきました。
全く、恐怖感は見られず、ニコニコしています。 たっぷりカヌーを楽しんだうえに、若いおにいさんに抱っこされていたからでしょう。
また、抱えて車椅子に戻り、一息つくと、「また、乗りたい!」 すっかり、病み付きになったようです。

その後、参加者やボランティアの人たちと、いろいろ話し合ったりしました。 
時間はあっという間に過ぎ、帰る時間になりました。 
今日は、ちょっと気分を味わうだけのつもりだったのに、満理子の一言で、本当に乗ることになり、そして、楽しんでくれて参加して本当に良かったです。 満理子にとって、とてもいい経験と刺激になりました。

こんな機会を、与えてくれた、N先生とボランティアの方たち、そして、いつも「あけぼの」でお世話になっている、そめさんに感謝します。
ぜひ次回も、参加したいと思っています。

帰りは、うちのクルマに、満理子とそめさん(車椅子2台)を無理やり詰め込んで帰りました。

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