2003年 全日本モトクロス第2戦
関東大会

平成15年4月26日
全日本モトクロスの第2戦が茨城県ひたちなかの自動車安全運転センター内にあるモトクロス場で開催されました。
日曜日が決勝なのですが、残念ながら土曜日にしか行けず、予選レースの観戦となりました。

前日からかなりの雨が降っていて、当日の朝は曇りがちで、かなりの悪条件を予想して、長靴を用意して、息子と家を出発しました。

ウチから会場までは常磐道をとばして1時間半くらいです。
初めて行くところなので、途中会場への案内看板を頼りに走ったのですが、これがまたいい加減な案内で、その通りに行くととんでもないところに行ってしまいました。
結局、自分の地図を頼りにやっと到着。 あれは何とかしてほしいもんです。

入場料を支払って、駐車場に車を止め、コースへ行きました。
今までいろんなモトクロス上に行きましたが、こんなすばらしいところは初めてです。
自動車安全運転センターという公的施設で、広大な敷地に、いくつもの試験場のようなコースやテストコースが完備されていて、その一角に、これまた広大なダートコースがあります。 コース以外のところは芝生なので全く泥んこはありません。
コースもかなり水はけがいいようで、水たまりが無いどころか、しっとりとしめった最高のコンディションです。
パドックには、参加者や協賛している会社の車がイッパイとまっていました。
コース上では、国際B級125CCの予選をやっていました。
予選は、たぶん4組くらいあって、その上位が明日の決勝に出られるんだと思います。 今のシステムをよく知らないので、適当です。
さて、予選のレースは4周の超スプリントです。 各車とも最初っから、持てる力を全部出してのレースなので、以外と決勝よりおもしろい部分があるかもしれません。
短いお昼休みを挟んで、午後の最初はレディースの2組が予選レースを行いました。
1組目は、現在レディースでは敵なしの鈴木沙耶選手が走ります。 めっちゃ早かったですね。

続いて、国際A級125CCのセミファイナルです。 15分+2周で行われます。
さすが、A級! 失礼ですが、今までのレースとは迫力が違います。 もちろん上位の選手はワークスばかりだし、マシンももちろん市販車とは全く別物。 今回デビューしたスズキの4stマシンやカワサキの4stマシンも走っていました。 これは、他ではお目にかかれません。
ムービー
カワサキの4stマシンは、第1戦でパーフェクトウィンを果たした、完成されたマシンですが、今日はスタート直後に転倒し、すごい追い上げを見せたものの、結果はいまいちでした。 もちろん、明日の決勝ではきっといい成績を収めることでしょう。 これで、バイクメーカー4社とも4stマシンを送り出したことになります。
出場台数は、やはり、先駆者であるヤマハはが一番多かったです。
4stマシンは引く激しい音がして、2stの音をかき消してしまいます。 個人的には2stの甲高い音が好きなので、だんだん2stの音が聞けなくなってくる寂しさを感じました。
現在、私が足に使っているバイクは初めて買った4stですが、あまり好きになれません。 この歳で、もう一度最後に2stに乗りたいもんです。

最後に、このコースは最高の環境で、設備もすばらしく、福祉車両用の駐車スペースも設置され、コースサイドまで車いすで行けるので、来年はぜひ、そめさんを誘ってみようと思います。
このような環境がどんどん作られたら、一般の方たちにもっとモータースポーツを理解してもらえるようになると思います。
ぜひ、サーキットに足を運んでみてください。その迫力と、楽しさ、そして、参加者や観戦している人の情熱と明るさにふれたら病みつきになると思います。
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