かんぽの宿 寄居

平成29年10月17日
 秋頃には孫の育児に慣れているだろうから旅行に行こうと娘に相談したのが7月でした。
 泊まるところはやっぱりバリアフリーが完璧のかんぽの宿が候補です。関東のかんぽの宿を踏破しようと思っていて、今までにいわき、喜連川、潮来、大洗、塩原、磯辺、旭、伊豆高原を制覇しています。 首都高を使うのはちょっと敬遠しています。

 さて、今回の候補は比較的アクセスが便利な寄居を考えました。今まで検討しなかったのは観光地がないと思っていたからです。 でも近いからとりあえず行ってみようと予約しました。
 その後、偶然に寄居の方と交流が始まりました。本当に奇遇です。そして、旅行の際は会いましょうと約束したのです。

 旅行日が近づくと秋の長雨で予報が最悪です。10月は体育の日があるくらい天候が安定しているはずなのに・・・ 週間天気予報もイマイチです。 旅行日が近づくにしたがい予報が変わってきて傘マークが無くなり前日にはお日さんマークが出たのです。満理子の晴れ女パワーが効いているのでしょうか。
 旅行日当日、かなりの雨が降っています。満理子のパワーを信じて出発! 常磐道−外環−関越道を経て花園インターを出る頃には完全に雨は止みました。インターから10分位のところにある花園フォレストというスイーツの施設でお約束していたさなえさん一家と合流!! さなえさんのご両親と弟さん、皆さん明るくて素晴らしいご家族です。さなえさんは2年前に不運により車いす生活の上に目がご不自由で呼吸器も使う大きな障害を負ってしまいました。 でも、強い気持ちで明るく頑張られています。
 花園フォレストのレストランは90分のビュッフェ形式です。食事はイタリアンを中心にカレーもあります。さすがにスイーツは豊富でとても美味しかったです。 食い放題大好きの娘は全種類のスイーツを制覇しました。
 ランチの後、図々しくさなえさんのお宅にお邪魔して、いっぱいお話をさせてもらいました。孫はさなえさんのそばを放れません。結構長居をして再会の約束をしてさなえさんちに近いかんぽの宿に向かいました。
 宿に到着してすぐに展望浴場へ。露天風呂もあり娘の旦那とまったり湯に浸かって日頃の疲れを癒やしました。入浴後には夕食のために食堂へ。 一番廉価版ですが十分に豪華なメニューです。そして、とても美味しかったです。今までのかんぽの宿のなかで一番かも。満腹にして部屋に戻って、しばし家族団らんを過ごして就寝。
 かんぽの宿の障害者対応室は重度の全介助の障害者でも問題なく利用できます。段差や引き戸仕様やバストイレも手すり付きで使いやすくなっている上に、介護ベッドがありその上にはレールが有ってリフトで吊ったままトイレやお風呂に行けます。

 翌朝、目が覚めると快晴です。満理子の晴れ女パワーが全開です!!
 旅行の醍醐味の朝風呂に入って朝酒。 朝食のバイキングもとても美味しかったです。
 10時にチェックアウトして観光地のない寄居(勝手な思い込みで失礼な発言です。良いところがあったら教えてください)で行くところといえば長瀞のライン下り。車いすでも利用できると聞いていたので行ってみました。 車を停め乗り場まで行く道が急傾斜でかなり厳しい。何とか川辺に行きましたが急な坂道の上微妙な傾斜が有り、ちょっと危険。船に乗るには抱えて乗船するようです。力持ちで技術のある介助者があればなんとかなるかも。急傾斜の道を戻るのがかなりの力が必要です。
 その後は一番の目的地のサイボクハムへ向かいました。到着して唖然! 定休日だったのです。メインの施設は全部お休み・・・・・・温泉施設だけ営業していてそこで食事をしておみやげを買いました。
 ま、ハプニングには慣れていて、しゃあないなって感じです。旅行の目的は非日常の時間と楽しむことに集中して普段のことを忘れることです。今回の旅行も十分に効果がありました。


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