塩原温泉・孫ハーフバースデイ

平成28年11月16日
 珍しく娘から旅行へ行こうという提案が3ヶ月前にありました。秋なのでいい時期なので喜んで賛成しました。孫が生まれてなんでその時期かと聴くと離乳食が始まる前だと楽だからと言うことでしたが、今、聞くと生まれてちょうど半年だと! ハーフバースデイというそうな・・・ 以前はそんなのなかったよね。 ま、そんなのはどうでもよく、みんなと旅行へ行くのは大歓迎です。 毎年、年に1,2回はどこかに行っています。 それは、私の非日常での気分転換と満理子への刺激のためです
 今回は娘の提案なので段取りを任せました。 なんと、ホテルニュー塩原を一泊二食付きで4300円のプランを予約したのです! 楽天経由のバーゲンプランだったそうで通常の半額以下です。 満理子の状況の事があるのでちょっと不安です。
 当日はいつもの通りあけぼのでお風呂に入れてもらってから午後2時に出発。常磐道から外環を経て東北道でいざ那須へ。 途中、佐野サービスエリアで授乳とトイレ休憩です。 多目的トイレはベッドの横に便座があるので車椅子をベッドに横付けできず苦労しました。 ベッドを設置すればいいというわけでなくスペースがあるので配置に気づくための勉強をしてもらいたいです。合理的配慮が欠けています!

 現地には6時前に到着。もう暗くなっていたので紅葉状況はわかりません。指定された部屋に行くと、なんと和室!! 車椅子だと自動的に和洋室になるはずなのにホテル側にミスが有りました。 早速、対応をしてもらって事なきを得ました。ホテル側からは何度も謝罪をいただきました。料金は変わらなかったけど(4300円なら値引けないね)

 部屋に落ち着いたらすぐに大浴場へ。ゆったりと温泉を堪能した後に夕食バイキングへ。大ホテルなので1時間半の入れ替え制です。巨大レストランが満席状態でスタッフ総出で空席案内してます。車椅子で席まで行くのも狭くて大変でした。
 落ち着いた食事はやはり難しいです、早々に部屋に戻ってリラックス。孫は生まれて初めての非日常で興奮気味です。布団を敷き詰めて広いハイハイゾーンを作って自由にさせました。なかなか家ではできない空間です。旅行先でも寝る時間はおなじになっています。11時に就寝。

 翌朝は6時に起きて朝風呂へ。朝食のレストランの混雑を鑑みて6時半にレストランに行きました。ウチの旅行の醍醐味は毎回夕食より朝食バイキングにあります。食い過ぎ状態!! 予想通り7時半には大混雑になりました。

 10時にチェックアウトですがロビーはパニック状態。高齢者が多いのでどうしても支払手続きに手間取っています。財布を忘れたり、支払手続きに理解できなかったりと・・・ 慌てる旅でもないし、慣れているのでそれも楽しんでいます。

 那須観光にいざ出発。いつも予定を考えないで現地に着いてからパンフを頼りに考えます。 前にも那須に来たので初めてのところを探したとところ、人力車&昭和レトロ館が面白そうなので行ってみました。駐車場は空っぽでちょっと不安。入場したら管理人のおじさんが大歓迎でいろいろ説明を受けました。ぐるっと見学したら思った以上に充実したコレクションと内容です。おじさんのおせっかいな説明も楽しくて盛り上がりました。展示品と設備はそのおじさんの私物で相当な財産です。キャンディーズの数枚のポスターだけでも数万円でしょう。予想外に楽しめました。

 昼飯は少しマシなものを食べたい(ホテルの食事には失礼だが・・・)とネットで調べて凝った蕎麦屋を検索。目的のところは階段があり、断念。次は休み。そこで、REN-YAに行きました。古民家風で凝ったメニューです。初めての感じの蕎麦は美味しかったです。

 次は授乳設備と多目的トイレを考えて那須ガーデンアウトレットへ。 特に買い物の予定はないけどぶらぶらとウィンドウショッピングしながら目的を達成。 多目的トイレはなかったけど救護室のベッドを快く利用させていただきました。地元のものを売っているロコマーケットでお土産を買って帰路につきました。

 初めての赤ちゃん旅行でしたが満理子の制限よりは楽なもんです。しかし、満理子の存在で家族旅行を続けられることは、一般家庭ではないのかもしれません。そして、旅行は自分にとって気分転換になるものの介護環境の違いで体力的負担はかなり大きいのですが娘の旦那が運転をしてくれて、その負担が大きく軽減されます。


 今回も満理子は旅行のことは全く記憶に残っていませんでした。今後も旅行を続けていって、覚えていてくれたら満理子にとって全快でしょう。

 

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