かの有名な鵜の岬
晴れ女全開

平成27年7月8,9日
 年度末前後は何かと忙しく、7月は余裕が有るはずと思って旅行を計画しました。いつもはかんぽの宿に行くのですが、人気ナンバーワンの国民宿舎「鵜の岬」に行けたらいいなあと思って5月中旬に電話をしてみました。 いつも一緒に行く娘夫婦は水曜日が定休日なので障害者対応の部屋が空いている7月の水曜日を問い合わせたら、なんと7月8日に空いてるとのこと! すぐに予約しました。
 思った通り、5月6月は超多忙で休みなし。骨休みにはちょうど良い時期でした。旅行日が近づくにつれ、天気予報がどんどん悪くなっていきます。台風が2個発生し、梅雨も元気になっていってます。さすがに満理子の晴れ女パワーは今回は通用しないかもと諦めていました
【1日目】
 旅行日当日、降水確率50%、翌日は80%です。 温泉に行ってもお風呂に入れない満理子は午前中デイのあけぼのでお風呂に入れてもらってから出発することにしました。昼食を終えた頃に迎えに行き、いざ出発! 今回の旅行先方面はあまり見るところがなく雨も予想して屋内施設の見学を予定しています。もっとも駐車場が屋根無しなら車から降りれないかも・・・
 そのまま、宿泊先に行くのは早過ぎるので、途中で日立シビックセンター内の科学博物館に寄りました。ちょっと雨がぱらついていましたが駐車場は地下なのでラッキー! 施設に行くとなんと今日から3日間お休みとのこと!  残念!! おみやげコーナーは開いていたので覗いてみると結構面白いものがいっぱい有ったので数点購入!

 4時半ころに「鵜の岬」に到着。 雨が降っているのに玄関先に傘をさしてお出迎えです。 屋根のあるところへ誘導されて車から濡れずに降りられました。 チェックインして部屋まで荷物を運んでもらって案内されました。  おー公共の宿なのにホテル並みや! 通された部屋は障害者対応の家族部屋です。 入り口ホールを挟んで2部屋ありベッドが2つづつあり、とても広いです。 まずは設備の確認。 バス・トイレはバリアフリーで特に浴槽は入浴代があり下肢障害の方も自力で入れるようになっています。全介助の方は無理です。 ベッドは介助ベッドではないので介護の負担はあるものの比較的高いので移乗は通常ホテルサイズより楽です。その他、広くて余裕があり全室オーシャンビューで居心地はとてもいいです。

 まずは天然温泉の展望風呂にゆったり浸かって抜群の眺望を見ながら疲れを取りました。その後、レストランでディナーです。料理は4種類から選べます。今までの経験から食べきれないことが多いのと予算の都合で一番安い(2,835円)ものを注文しました。 十分に美味しく量はちょうど良かったです。初めて全員が完食しました。
 食後は部屋に帰り、大量に買い込んだお菓子とお酒(持ち込みは内緒)でのんびりと団欒の時間を過ごしました。 満理子も毒舌満載です。先日の人間ドックの結果で飲酒を控えるように言われ3週間はかなりの節酒をしていました。久しぶりに酒が進み疲れも有ったのか10時ころにはダウンしてお休みでした。 といっても、満理子が寝るためのやるべきことはしっかりやりました。骨休みの旅行とはいえ介護休みにはならないどころか、介護環境が悪いので旅行の間は普段よりかなりきついのです。
【二日目】
 翌朝は4時半に目が覚めて(いつも通り)早速朝風呂へ! 曇り空で爽やかな眺望とはいきませんが景色を見ながらゆったりと浸かりました。部屋へ戻って旅行の醍醐味である朝酒! とてもいい気分です。満理子も目を覚ましてまどろみながら朝食までのゆっくりした時間を過ごしました。 娘が結婚して以来は旅行の運転を娘の旦那がしてくれるので心置きなく飲めます。
 朝食はビュッフェ形式で好きなモノをセルフでチョイスします。 いつものことですが朝食はとても美味しく感じ、つい食べ過ぎてしまいます。食後は敷地内の海岸を散策。ちと寒いですが気持ちが良いです。 海鵜を捕獲するところを見学できるのですが9時半からなので近くまで言っただけで見たつもり・・ 
 チェックアウトして大洗まで直行することにしました。 水族館にも興味があったけど昨年の福島でも行ったのでパス! まずはめんたいパークへ行ってから考えることにしました。大洗港周辺は平日のせいかかなり寂しい状況でしたが、めんたいパークだけは駐車場がいっぱい! 観光バスや施設の福祉車両も来ていて店内はかなりの混雑です。とりあえず見学してフードコーナーへ行くと珍しく満理子がソフトクリームを欲しました。 最近、自分から要求をすることが増え少しづつですが自立に向かっています。 明太子ソフトクリームを食べたら風味があり後味にしっかりと辛味が残る感じで美味しかったです。 次の目的地を考えた所、すぐ近くの大洗マリンタワーに昇ることにしました。今までの旅行でタワーのあるところは必ず昇ったので外せません。 展望台からは大洗の海が絶景です。 ほとんど貸し切り状態で寂しかったです。
 次は隣の大洗リゾートアウトレットに徒歩で行きました。今まで行ったアウトレットと比べ規模は小さいです。 平日ということで来客も少なく寒い感じです。とりあえずそこで昼食にしました。 「大洗 浜っこ食堂 お魚天国」というお店に落ち着きランチを楽しみました。 そこの店員さんがとても感じがよく気持ちのいい食事になったのが印象的です。食後にアウトレットを散策したのですが空き店舗が多く先行きが心配です。 アウトレットなので有名ブランドが出店していてかなり安かったから、足を伸ばして行く価値はあると思います。
 次はその隣にある大洗わくわく科学館に行きました。ここは日本原子力研究開発機構が運営しているのですが原発反対の煽りで運営を自治体に任せるそうです。 地味な施設ですが展示内容は結構面白いものがあります。 ここを最後に帰路につきました。

 今回の旅行は今までとは少し感覚が違ってました。まず、かんぽの宿ではなく、かの有名な「鵜の岬」に泊まってワンランク上の旅行感覚を得られたこと。 そして、NPO活動は大変忙しくなったけど自分がやりたいことをできるようになった環境がほぼできたという落ち着きがあり、旅行の間は精神的にとてもリラックス出来ました。満理子も終止疲れも見せずとても饒舌でゴキゲンでした。一緒に活動してくれる仲間とリラックスさせてくれる娘夫婦に感謝です。まずは十分にリフレッシュできた旅行になりました。
スライドショー

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