かんぽの宿 塩原
晴れ女の真骨頂!

平成23年7月6,7日
 梅雨の真っ最中に平気でかんぽの宿塩原を予約したのは3ヶ月前の4月でした。5月にはNPOの総会があり、少し余裕ができた頃を見計らって予約したのです。 しかし、通常ならその頃は梅雨の真っ最中で天気は期待できないはずです。晴れ女の満理子も、最近はその超能力が陰りを見せていたのです。出発の1週間前も週間的予報はイマイチで西日本は激しい雨が降ることが予想されていました。 しかし、ここ数年、特に今年の梅雨はシトシトと雨が続くのではなく短時間に集中して大雨が降る傾向があります。地球が変わりつつある兆候でしょうか??
 さて、旅行当日の天気は晴れマークが出ました。翌日も曇りのようです。 超能力復活でしょうか! 当日は、どこへも寄らずにホテルへ直行のつもりなので、午前中に満理子はデイサービスに行ってお風呂に入れてもらいました。せっかく温泉に行くので満理子も温泉に入れてやりたいのですが、私一人入浴介助は難しいのです。いつも、旅行では満理子にお風呂は我慢してもらいます。午後2時に取手を出発。常磐道⇒外環⇒東北道を経て塩原かんぽの宿には17時に到着。夕食は19時からということなので、まずはひと汗かこうということで、温泉の定番ピンポンをしました。子供たちが小さい頃は近くの公民館でよくやったのですが、ラケットを持つのは20年ぶりくらいでしょうか?? 最初は感覚が掴めなかったのですが少しづつうまく打てるようになりました。その頃には体力が限界でタッチ交代です。健康的な汗をかいて、大浴場へ汗を流しに行きました。天然温泉の露天風呂は気持ちが良かったです。
 風呂あがりの一杯を飲んでレストランへ。村上牛のしゃぶしゃぶディナーです。なかなか美味しかったです。いつもながら、多くの献立で食べきれません。
かんぽの宿塩原 介護ベッドが完備 レール走行リフトでベッドから浴室へ
早速、ピンポン 大浴場 豪華しゃぶしゃぶディナー
  翌日、私はいつも通りに5時起床。早速、朝露天風呂を堪能しました。風呂上りは、旅行の定番、朝風呂・朝ビールでのんびりしました。 満理子は目覚めていたのですが、テレビをつけて明るくすると鼾をかき始めました。マットが変わって眠っていなかったのでしょう。安心したのか爆睡し始めました。
 みんな、ゆっくりのお目覚めで8時に朝食。食後、少し休んで10時にチェックアウト。夕べ、ホテルにあるパンフレットをかき集めて検討した結果、コストパフォーマンスを考えて、那須にあるクラシックカー博物館と、かねてから行きたかったトリックアートを見に行くことにしたのです。
 まずは、クラシックカー博物館に行きました。私はあまりレトロ趣味ではないのですが貴重なコレクションは一見の価値があります。ゆっくり、じっくりと見て回りました。
クラシックカー博物館 貴重な展示車両 レトロ気分
トリックアート1 トリックアート2 トリックアート3
  次に、少し戻ったところにあるトリックアート館に行きました。ここは、3つの施設に分かれていて、全館見るには入館料が少し高い。でも、せっかくなので全館制覇しました。障害者は手帳を提示すると本人が半額になります。最初はトリックアートの館でチケットを買い見学しました。ここは既存の施設を改造したということで、バリアフリーがイマイチです。大きな段差があったり、狭くて車椅子では通れない(満理子の車椅子は幅が広い)ところがあったりで全展示は見れませんでした。しかし、スタッフの方たちは恐縮しながら、とても親切に対応してくれました。トリックアート迷宮?館ミケランジェロ館はそこから600mほど移動します。気持ちが良いので、私と満理子はぶらぶらと歩いて移動しました。全3館とも、スタッフの対応は非常に良かったです。そして、展示もすべて、とても面白かったです。大の大人がはしゃぎまくった時間になりました。スライドショーでバカな大人をご覧ください。
 満理子はちょっと疲れた感じですが、大きな脳への刺激になったと思います。もちろん、私も介護しながらなので肉体的にはかなり疲れますが、活動のことを忘れて家族で楽しむ時間はとても貴重です。毎年、みんなで行く旅行が続けられることを望みます。
写真スライドショー

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