10,000円の夜景

平成20年7月23日

 以前、NPOの遠足で立ち寄ったホテルからの夜景が綺麗だというので、いつか泊まりたいと思っていたのでした。 そんな時、活動が一段落しそうなので、一泊の予約をしました。その日にあわせて子どもたちにも有休をとらせて家族揃って行くことにしました。 7月22,23日と連休明けなので会社からは顰蹙を買ったみたいです。 私の場合は3連休は事務所の引越しで大忙しでした。 
 さて、22日の午前中は少し仕事があったので、昼食を摂った後に出発。家からは約50kmで1時間半程度のところです。つくば学園都市を通り、小野小町のお墓の近くを経て筑波山の中腹にある「ふじがみ旅館・いやしの里」 に到着。チェックインして先ず部屋に落ち着いてしばしの休息です。 満理子はベッドに移りリラックス。部屋は車椅子で利用するにはちょっと狭いのですが、うろうろしないのなら問題はないでしょう。ベッドは普通のベッドなので移乗はちょっと大変です。 障害者対応室ではないのでトイレ、部屋の浴室の使用は難しいです。 落ち着いたところで、このホテルの名物である露天風呂に入りました。先客が一人いただけなので息子と貸切り状態です。まだ明るかったので夜景を楽しむことはできなかったけど、土浦市外と晴れていれば霞ヶ浦が一望できる絶景です。 のんびり湯に使って、ここんところの忙しさで溜まっていた疲労が少しづつ癒されていくようでした。 部屋に戻って湯上りのビールといきたかったのですが、部屋に冷蔵庫がなく自販機もなかったので夕食まで我慢です。
 さて、夕食は1階の食堂で摂ります。早速、ビールで喉を潤し生き返りました。次から次と運ばれてくる料理に、普段一品しかないウチの夕食に馴れているわが家族は少々食傷気味になってしまいました。ゆっくりと時間をかけて頑張って食べました。(夕食に頑張る??) このホテルはお風呂がメインで岩盤浴や酸素室、エステ、マッサージなどがあり、日帰りの利用客が多いようです。他に娯楽設備はないので、食後は部屋に戻って名物の夜景を堪能しました。 みんなで飲みながらテレビを見て、おしゃべりをして、ダラダラとして普段なかなか持つことができない時間を過ごすことができました。
いこいの里 ちょっと狭いな 名物1:露天風呂 名物2:10,000円の夜景
テーブルいっぱいの献立 車いすは入れない 玄関には2か所の段差(約10cm) 景色を見ながらテラスで食事も
 翌日、せっかくの旅行なので観光地に行こうと考えましたが、あまり思い浮かびません。 それで、まずつくばへショッピングと昼食の後、牛久大仏へ行くことにしました。
チェックアウトぎりぎりまで2度寝しておもむろにホテルを出発。つくばのキュートでウィンドウショッピング。満理子の髪飾りを買いました。 昼食は「ラケル」という卵料理店で摂りました。取手にはない雰囲気です。
 ちょっと、ハイカラな雰囲気を楽しんだ後、この近辺で数少ない観光スポット?の牛久大仏へ廻りました。 牛久大仏は霊園の中に建立された世界最大の大仏で高さが140mありギネスにも認定されているそうです。 駐車場に車を止め園内を散策しながら大仏様へ向かいました。カンカン照りの猛暑で満理子の元気がありません。慣れていない強い冷房と猛暑の中の繰り返しでちょっと体調がおかしいようです。 花畑を通り大仏の裏側に行くとそこからエレベーターで大仏体内に入ることができます。中は4層になっていて、お土産や写経をするところなどがあります。最上階は高さ85mで遠くを一望できます。 記念に風水パワー炸裂指輪を買って、体内から出ました。相変わらず猛暑で満理子は鼻水をたらし、そして吐き気のため突き上げたので、少し日陰で休んで早々に帰宅しました。

 久しぶりの家族4人旅行は、旅行とは言えない感じでしたが、のんびりと家族が集うことができました。満理子の体調が悪くなりましたが、帰宅するとすぐに復活、翌日はいつもの満理子に戻りました。 次に旅行に行く時は人数が変わっていいるかもしれません。 楽しみです。
つくばでショッピング キュート 昼食は「ラケル」の卵料理 おいしいかい?
牛久大仏駐車場・暑い! 誰の頭がでかい? パンチパーマのやーさんか まずは身を清めて
大仏様と記念写真 ご〜〜〜ん 大仏様の足の指 風水パワー炸裂リングを記念に
(この頃はもうダウン気味です)

P.S:つくばの中心地で歩行者専用の歩道出入口に自転車が進入できないような柵がしてありました。車いすが通れず大きく迂回する必要がありました。何とかしてほしいものです。自転車がマナーを守ればこんな柵はいらなくなるのでしょう

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