久々の外出
笠間主張


平成19年12月19日

 今年はなんだかんだと忙しく、満理子と外出する機会がかなり減っていたところ、NPO法人活きるが会員になっているチームKDSの会議に出席するために笠間へ行くことになりました。 チームKDSとは茨城県工業技術センター・窯業指導所「匠工房・笠間」でユニバーサルデザインの食器を研究するために、笠間在住の作家さんで構成されているグループです。 NPO法人活きるでは開発の提案をしたり、UD食器の普及・販売を担当しています。
 KDSでは定期的に会議を開催していて、今回は午前10時からの会議ということになり、満理子をデイサービスに連れて行く時間がないので一緒に行くことにしました。 一緒に会議に出席するYさんとMさんと事務所で8時半に合流し、早速、笠間へ向けて出発!
 快晴で絶好のドライブ日和です。 常磐高速・谷田部インターから高速に乗り、ちょっと飛ばして最寄の友部インターを降り、笠間芸術の森公園の中にある会議会場の窯業指導所まで約1時間の道のりです。 会議ではNPO法人活きるが参加したイベントでのKDS作品の売れ行きや来年の計画、UD作品の普及に関する提案などを発表しました。 有意義な意見交換の後、会議は12時に終了。
 お腹が減ったので、先ずは腹ごしらえ。 この辺りは芸術の町のせいかおしゃれな店が多いのです。 前回の会議のときはお休みだったレストランに行ってみることにしました。 見晴らしの良い所にある「チェルキオ」というお店です。欧風料理を出す店で、ランチは肉料理、魚料理、パスタなど限定メニューでした。 外観、インテリアともとてもおしゃれで落ち着いた雰囲気です。 満理子は魚、私は肉を注文しました。 普段のがさつな食事ではなく、ちょっとセレブ気分の昼食です。 なかなか美味しかったですが、若干物足らなさも。食後のコーヒー、紅茶を飲んで、まずは落ち着きました。

 満足した所で笠間工芸の丘へ向かいました。 ここでは、陶芸の楽しさや体験、笠間焼の展示販売、美術館など笠間焼の全てがわかる所です。 来年1月2日より、毎年開催しているKDS主催の「やさしい器展」の準備のためにKDSの作家さんたちが展示、準備をしています。 皆さんに挨拶をした後、展示品を見て回りました。 奥の方の展示場にはいかにも高そうな重厚な作品ばかり集めてある所があります。 もちろん販売もしているのですが、見てびっくり! お茶碗やぐい飲みがひとつ数万円。 ちょっといい感じと思ったものはん十万円! 陶芸の興味のない私には、その価値が良くわかりません。 満理子は茶道をやっていたので、それなりの知識はあるようです。 目の保養をした後、お土産を買いに行きました。 ここへ来る度に買っている甘納豆を購入しました。 この甘納豆は材料が10種類位くらいあり、それを走破しようと思っています。 今回は季節限定の菊の花とゆずを買いました。 工芸の丘をあとにして、これまた、毎回買っている佐白山豆腐店へ行きました。 今回は木綿豆腐を買って湯豆腐で一杯の予定です。 そして、ガラス工芸の「ギャラリーすみと」へ行き、ここでも又目の保養しました。 あまり芸術センスのない私には、陶芸やガラス工芸品を見ても、いいなあと思うけどその価値が分りません。 一緒に行ったYさんやMさんはとても興味深く見て周り、係員の人に質問などをしていました。 私も笠間焼を扱う一員として少し勉強をしなくっちゃ。
 ま、仕事での出張とは言え、のんびりとドライブや笠間探訪を楽しんできました。 来年は少し余裕を持って、満理子と楽しむ時間を増やしたいと思っています。

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