第2回満理子のお茶会

平成15年4月10日

満理子がお世話になっている施設「あけぼの」で、リハビリ目的で始めてくださった満理子の茶道教室で2回目のお茶会が開催されることになりました。

第1回目のお茶会では、スタッフの方が弟子の代わりになり、満理子が口伝えで作動の指導をするという形で、お稽古を進め、その成果を皆さんに見ていただくために開いてもらいました。 その結果、満理子にやる気と積極性が見られたので、また、やってみよう。 そして、気分を盛り上げるために桜が咲いている時期にということで、開催日を4月10日に設定されました。

2月頃から、お茶会に向けて準備を始めました。 それは、満里子の気持ちを盛り上げて、目的意識を持たせることでした。 満理子にとって茶道はとても大切なものだったので、この茶道教室をすることになって大きな変化がありました。 そして、お茶会を開くという目的があると、集中力、記憶力にもとてもいい影響がありました。 今回もその効果は十分に感じられました。
月日や時間に関する概念がなくなっているのですが、10日という日はしっかり頭に入っていました。
準備万端 満開の桜 弟子2号(失礼)のサポートで
さて、いよいよお茶会の日になりました。 散ってしまわないかと心配されていた桜も満開で、風のないポカポカ陽気で最高の日和に恵まれました。
ずっと、満理子の茶道教室の弟子としてつきあってくださったTさんが、少し職種が変わり、4月から弟子2号(失礼)のKさんが、満理子のサポートをしてくださいます。

今回は施設の局長を正客としてお迎えし、お茶会としての雰囲気も本格的な感じになりました。 
その上、茶道の心得のあるネット仲間のKさんが、お菓子(水屋祝いとお干菓子)を送っていただき、ますます感じが出ました。

満理子のとんちんかんな挨拶でいよいよ始まりました。
前のお茶会と同様に、弟子2号の方に、ほとんどのことをやってもらい、正客からおもてなしをしました。
ああだ、こうだ、わいわいがやがやと楽しい雰囲気の中で、満理子も大喜びのお茶会になりました。

満理子の挨拶 と お茶を点てているところのムービーも見てください。

今回も、施設のスタッフや、音楽療法の先生、利用者の方たちのご協力で、満理子にとってとても有意義な日を過ごせたことにとても感謝しています。
本当にありがとうございました。

大変なこととは思いますが、これからも続けていただけることをお願いしたいと思います。

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